今後の課題

お盆も近づき暑さもピークになるとピーマンにパプリカがぐんぐん育つのですが、今年はカメムシの大量発生に見舞われています。

暖冬の影響で虫が越冬できてしまい、今年は主食のスギ、ヒノキの花粉が少なくエサを求めて山から降りてきているんだそうです。

長雨と重なり、市場は過去最高の価格を更新しているのだそう。

仮に殺虫剤を使用するとしても抵抗性がついたり、人にも影響がある強いものもあり何かと問題があるんです。

一番恐ろしいのは抵抗性ができて何も効かなくことで「沈黙の春」でレイチェルカーソンが記述している通り、化学が勝ったことは一度もないのです。

大きな壁が立ち憚る今後の課題ですが、

研究の努力もあり生態もわかってきて、対策の案が生まれてきているんです。

スギ、ヒノキの人工林を減らしていくこと、

これは花粉症の人にとってもとても重要ですね。(私も。。)

防虫ネットなど物理的に防除する。

お金はかかるんですがとても効果的。こういうところに補助金(税金)も使われていけたらとても良いですね。

地温や窒素の関係もまた、

ひとつひとつ長い時間をかけて解決に向けて行動あるのみ。

穏やかで平和の日々を気づけるように。

お金や時間はそういうところに使っていきたいです。

今日は長崎の原爆投下から75年目の日。

青空とセミの鳴き声

長〜〜〜〜〜〜い梅雨が明けましたねー。ひまわりも久しぶりに上を向いていました。

明けた途端、蒸し蒸しとあっつ〜〜〜いですが、なんか今年は上手にこの暑さとも付き合えそうです。

久しぶりにセミの鳴き声も心地よく日本の夏だなぁっと気持ちも清々しくなりました。

やっぱりこういうのって異国に行かないと気付けないことが多くて、どんなに美しいこともそれが当たり前になっていることがあるんです。

初めて異国の夏に触れると、日本のあの景色って実はとても美しいものだったんだなぁって気付いたりするんです。

今回の長雨もまた。

やっぱり日本の夏はいいですね。この青い空とセミの鳴き声と。

未来の人にもこの景色を遺せるように、繋いでいけるように今日も励んで参りますよ〜〜〜〜い!

Be Wild!!

喜んで良いものか?長雨のおかげで生育の良いこともあります。

日陰や水を好む茗荷や生姜はもりもりととても良い生育で味も香りもちょうど良いときた。

定植から3年目で今年管理に手が回らず他の草たちに負けないか心配していたんですが、逆に呑み込んでいくくらい野生化してくれました。

生育が良いときは、見た目もよく虫もつかず味も良い。常にこれを維持したいがいつのときもそうはいかない。

毎年条件が変わる中、次はいつこの味に出会えるか。。。

こんなことも農の醍醐味だと思っています。

さて…

海の日も過ぎ、ようやく収穫も落ち着いてきてました。

合間あいまに溜めていたものを整理しています。

その中でいつも支援してくださっているpatagoniaさんが良いアーカイブを公開しているのでここにも貼っておきます

農業における環境問題がアニメーションでわかりやすい!

少しずつ行動が始まりつつあります。

with.

withコロナ(コロナと共生)とよく耳にしたり、目にしたりするようになり、

先日このワードにちなみ池上彰さんが「with自然災害」自然災害ともうまく付き合っていかなければならない時代とおっしゃっていました。

自分もそう思います。

猛暑、長雨、大寒波、暖冬…

就農してからというものまだまだ準備もままならないうちにいろんな試練に見舞われているんですが、

ひとつひとつと向き合って、同じことが起きても大丈夫なようにするにはどうすれば良いのか?

いつもその問いと向き合い、解決に向け行動しています。

その行動の中でも社会的なトラブルも生じるのですが、それさえも乗り越えるためにひたすら行動する。

ピンチをチャンスに変えていく。

その度に強くなっていっている気がしますし、

数字の上でも良くなっている。

マイナスのスタートでしたので形ができてくるまでとてつもないエネルギーを使いました。

でもそのひとつを乗り越えると、そのひとつの自信は精神の部分の屋台骨になっていく。

その積み重ねが大事だと思っています。

何をしても風が吹いて妨害され、どうしてもうまくいかないのであれば、今度から風を利用してやればいい。帆を高く張り、どんな風がきても全て追い風にしてしまうのだ ニーチェ

愛情を込めて

同じ齢でイタリアの自然派ワイン生産者でありビアンカーラのアンジョリーノの弟子であるダビデ・スピッラレ君にサインしてもらったのが「Con Affetto」の一文字で調べるとイタリア語で「愛情を込めて」。

積み重ねていくことは面白いものでいろんなこととくっついたり曖昧になったり。。

そんないつの間にか定着した「Con Affetto」はイタリア野菜、フレンチ野菜に使っています。

イラストもSABADOさんに書いてもらったりLamp:07さんにデザインしてもらったりし積み重ねていって、いつの間にかトートバックもできました。

積み重ねることって形になっていくものなんですね。

そんなトートバックはノベルティとしてプレゼントしています。

今回は農園ちいさな星の野菜を扱ってくださっている「ナガタヤデイリーストア」さんにてワインにビール、青果を2000円以上購入の方にプレゼントしています。

数に限りがあるので欲しい方はお早めに。

形になっていくのってなんかすごいことを経験させてもらっている気がします。

元ディズニーのジョン・ラセターさんが「魔法の映画はこうして生まれる」で「僕たちにとって大事なことはアカデミー賞を取ることじゃなくて、僕たちが産み出した架空のキャラクターが子供たちの中で本物になることなんだ。」(文章省略しております)

ドキュメンタリーの映像の中の断片なんですが、自分にとって「もの」を産み出す時一番大事にしている想いです。

amenimomakezu

僕が長崎で桃を学んでから、豊田に来て、畑を借りて、開墾し苗木を植えて桃が実るまで12年。

今思い返せば、いろんな困難を乗り越えてきました。(詳しくはこのブログを見てくださいね。)

まだまだ課題は多くあるも、ここに自然栽培の桃はできることが証明できました。

ようやくスタート位置にたどり着けました。

※今年は手の指の数ほどしか実を残していませんので販売はありません。

来年の出荷に合わせていろんな方の力添えのもと準備を進めています。来年の出荷を楽しみに待っていただけたら嬉しいです。

今年は夏のチンゲンサイも成果があって、ひとつひとつわかってきたことも増えました。

バジルもまた去年に引き続き好調です。

今年は探し求めていた品種「ジェノベーゼ」

香りを楽しんでいただけたらと思います。

トマトに負けないしっかりとした風味にうっとりです。

テロワール

なんておいしいんでしょう。

茄子が大好きな僕。しかし、茄子を食べると口の中がかゆくなりいつもたくさん食べられなかったんですが、この茄子は食べても大丈夫。

「筑陽」は豊田の特産の茄子で、今回は自然栽培ではなく「永田農法」を採用しています。

簡単に説明すると無農薬は変わらず、「液肥」を使った栽培ということ、それも化成肥料。

それを必要最低限の濃度で使用する。

それだけなんですが、味に影響が無く、秀品が収穫できる。

成果は大きく、持続可能性も高いと考えています。

これにも頼らなくなればそれに越したことはないですが、

技術が乏しい以上は、まずはここから。

しかし、おいしいです。

フレッシュの切り口からは青林檎の芳香

フレッシュを口にすれば雑味ないクリアな味わい

火を入れてあげるとじんわりと瑞々しく甘くなり、

ジュワっと口の中に広がりおいしいと感じる

これが醍醐味で、いつもこれに逢いたくて頑張っているようなものなんです。

ワインと同じく、土地、品種、人そして、気象などの自然が重なって産まれる産物なんだと思います。

夏の知らせ

今年も夏の知らせ「ズッキーニ 」が始まりました!

お盆まで続く収穫ラッシュ!今年の出来はとてもよく毎朝てんやわんやです!

今年は茄子にトマトにパプリカと夏野菜が目白押し!気温が上がり日に日に成長が早くなっていくのを前にヒィヒィです。

今年は前々からやりたかったシチリアのまんまの味「ズッキーニ とイワシのパスタ」

シンプルでオリーブオイル、ニンニク、唐辛子、アンチョビがあればできちゃいます。

これはこれでおいしいんですが、何か足りない。っとレモンを入れたりいろいろと試してはいるんですが、まだ何か足りない。。。

ちょっと一息に。グビっと!やっぱりおいしいヨロッコビール。

特に決まりがない自由なビールの世界で麦とホップだけでこんな味が表現できることが凄くて、知れば知るほどハマっていくんです。

いつか自分も野菜や果実でこんな表現ができるといいな。

人生いろいろ、お芋もいろいろ

前シーズンまで「紅はるか」のみの作付けだったサツマイモですが、

今シーズンはちょっと荒れた土地の「土づくり」のため、そこへたくさんサツマイモを植えようと計画していて、どうせならと、

「ハヤトイモ」

「紅小町」

「安納紅」

「紅おとめ」

「ゴールド金時」

「ベルベット」

「ゴールド紫」

「アヤムラサキ」

「指宿ムラサキ」

「安納もみじ」

「さつまおこじょ」

「ひめあやか」

「紅かぐら」

「マロンゴールド」

「安納黄金」

「関八」

「紅高系」

と「紅はるか」を合わせて18種類!

これは愉しみ〜!

大事に育種してくださっている農家さんに感謝です。

あの手この手で土づくりはいろいろやったんですが、芋を植えた後が一番雑草たちが落ち着きだすんですよ。後作の作物も良い感じですし。

これに加え、土を耕し悪い虫や菌をきれいにしてくれる「麦」

根粒菌で窒素の供給を手助けしてくれる「豆」

「芋」「豆」「麦」

土づくりの基礎はここにあるんじゃないかと日々畑と向き合っています。

マイクロな世界

桃は3年目を迎え、来年の収穫を目指し調整中です。

酢を散布するも、1割程度は出てしまう「穿孔細菌病」

最近のコロナの騒ぎもあり、メカニズムなど見直そうと思いまた一から菌やウイルスの世界をおさらいしています。

穿孔細菌病の主な原因は、風によって擦れてできた傷口からの侵入なのでまずは原因から対策も考えていきたい。

「酢」もまた理論として本当に有効なのか、そこから見直しています。

理論で無農薬の壁を乗り越えたい。とそんな想いです。

イタリア野菜、フレンチ野菜のシリーズ「Con Affetto」のイラスト原画の刺繍のバッグが出来上がり受け取りに行ってきました。

何度見てもうっとり。

SABADOさんの仕事は好きです。クオリティの高さにいつも驚かされます。

自分もこんな仕事ができるよう見習い励んでいきたいです。