イタリア好き

フリーペーパー「イタリア好き」の取り扱いが始まりました。

と言っても実店舗もまだないので、今のところはマルシェやイベントにお持ちしてお渡しするくらいですが。

「イタリア好き」は自分にとってイタリア野菜の教科書で、

毎号イタリア野菜を紹介していて、(今回はリーキですね!リーキも現在挑戦中!)風習や文化などその野菜にまつわる話がおもしろく、遠い異国のことも愛着や親しみを持って読むことができます。

「マンマのレシピ」も!(マンマ=母 ジブリの「紅の豚」に出てくる空賊マンマ・ユートは ママ、助けて という意味)

そんなマンマのレシピをworkshopで紹介していければと計画しています。

今最も訪れたい国イタリア。それぞれの州の文化の違いとその感性に惹かれたり、魅力の尽きない国イタリア。

日本のイタリアンのお店は郷土料理をつくっているお店が多く、例えばシチリア料理(カポナータなど)だったり、トスカーナ料理(リボリータなど)だったり。

シェフ達の故郷を想うような料理と向き合う愛情はたまらなく好きです。

その中で自分も違う文化を理解し好きになっていく。

ぜひイベント等でお会いした時は「イタリア好き」くださーいとお声掛けください。今のところ15部限定です。

水の道

なんかようやく…

2年前に終わらせておかないといけなかったことにようやく着手。

いちじく園に再び血が通い始めました。

いい加減な業者に何度も引っ掛かりトラブルの処理に雑務を追われたり。その中でも草は成長し続け管理にも追われてんやわんやして着手できずにいました。

やっぱりちゃんとした人と付き合うのが大事。

配管の腕も数をこなす分だけ良くなってきました。

配管の図を描くと「ここはどうすればいいんだ?」なんて疑問がたくさん出てきて、それを配管資材を扱っている業者さんと相談しながら部品を調達するのですが、みんな同じことで悩んでいるんでしょうね。すべて解決できる製品っていうのがあるんですよ。

産業の歴史を知れたようで良い経験になりました。

「いちじくはとにかく水の管理」

植物の中でも水分要求が多く、雨が嫌い。

雨が降ると酵母腐敗病になって、ショウジョウバエがどんどん感染させていくんです。

それを解決するのは農薬ではなく、水たまりができない排水の環境と雨除けハウスを使って雨に当たらないようにすること。

成長のために毎日水をあげる環境を整えること。

そのための水の道なんです。

たからもの

ただいまルッコラたくさん出荷しております。

市場も花野菜や菜花で溢れかえっていて冬〜春のアブラナ科の季節だな〜っとほっこりして見ていました。

畑の周りも菜花が花芽を付けていて春も目の前。

畑の方も春の準備まっしぐら!

去年の失敗を克服すべくとにかく十分な準備を進めています。

耕作放棄地から初めて土も固まっていたところもフカフカに柔らかくなったり幾分かは耕運もやりやすくなってきました。

問題は秋になると止まらないイネ科の植物の繁殖。

人参をうまく育てる上でキーポイントなんです!

とにかく管理して種が落ちないように種が実らない冬まで続ける。

この膨大な作業をそれも何年間も続けてやっと「畑」らしくなってくるんですよね。

農家になって初めて「畑」を見ると、その膨大な手間の蓄積を考えてしまって感動するんです。

「畑」は農家にとって宝物だと思っています。

明るい未来

先日お付き合いしているレストランが今のお店を閉めファミリーが来る少し大きなお店を始めると話があり、

「次々とお店が閉まり、また新しいお店が次々とできていく光景に明るい未来を感じない」

と話され頭もそれでいっぱいになりました。。。

「今」もものすごく大事だけど、「未来」もまた。。。

自分のところも例をあげると直売所への出荷や飲食店への卸もシェアの奪い合いになっている状況には未来を感じていないです。

これが競争ならまた話は変わるのですが、潰し合いや奪い合いの生き残りを賭けた争いになってしまっている。

「商売」というのは難しいものですね。。。

これから考えていきたいことは、

この争いの外で自分の野菜や果物を必要としてくれている人に届けること。

イタリア野菜のような軟白処理、遮光技術が必要な野菜なんかは専業としている農家も少ないのでシェアの奪い合いはおろか足りなくて欲しい欲しいと必要としている人が多いので力を注いでいきたい分野なんです。

勉強して、育てて、売るための商品化、宣伝etc…とてつもないエネルギーと時間が必要な作業ですが、この先に明るい未来を感じているんです。

時が生むおいしさ

熟成…チーズやハムやワインなど時が生むおいしさには代わりがない

そんな熟成は野菜も生むことができます。

多くの野菜は寒い環境の中にいると自身が凍らないように「糖」を生成する。

これを利用したのが先生である村上農場さんの雪下熟成だったり、

近年出回るようになったちぢみほうれん草などです。

農園ちいさな星で育てている野菜もいくつか手間をかけることによっておいしくなる野菜がたくさんあります!

今年はそんな熟成シリーズとして「馬鈴薯」と「サツマイモ」にフォーカスを当ててみようと取り組んでいます。

このシリーズは秋よりスタートしますので楽しみにお待ちくださいね。

先日いつも手伝ってくれる母親と新年会へ

新栄の「La Cabotte」さんへ

豊田の猟師さんが獲る猪や鹿を引き取りに来る際に畑に立ち寄ってくれたり、

フランスの野菜や料理のことなどたくさんのことを教えてくれる先生。

猪のハムにシューファルシ(ロールキャベツ)雉のガランティーヌ…

どれも小野田さんの味がして幸せいっぱいでした。

そして…

「グナグナカレー」さんに。

いつも行列で絶えなくて、

いつも親切で丁寧な大岩さんのカレーはその人柄が滲み出ています。

今回もまたエネルギーたっくさんもらえました!

良い野菜や果物が届けられるよう頑張らなくちゃ!

ルッコラの吉田

〇〇の〇〇

その人の代名詞ともいえる表現として

農園ちいさな星で育つルッコラは特に美味と評され、

改名してルッコラの吉田にしたらと。。。

それぐらい菜葉類の辛味と香りはこの畑では引き出されるみたい。

品種はCOLTIVATA SEL. ORTOLANI

レストランクオリティの香りの高い品種ですっきりしたゴマのような香ばしさと辛味。

お肉と一緒に食べると香ばしさがお肉をよりおいしくしてくれるんです。

もちろんサラダのアクセントのひとつに和えてもおいしいですよ!

(生ハムが入っていればより一層。)

ルッコラもここまでがなんか長かった。。。

難しい技術は特に無く、きちんとやれば易しい作物なんですが、

春に種を蒔いたら成長するや否や成長する間もなく花になり、

次の種まきの時期に蒔いたら季節外れの猛暑にあたり、

いろんなことが重なり実りに至らなかったんです。

その作物の生理を知ることはとても大事だと痛感しました。

肥料や農薬を施す前に生理を調べてみると案外解決するのではないだろうか?

それにしてもシャキシャキ瑞々しく香り豊かです。

謹賀新年2020年

あけましておめでとうございます。

本年度もよろしくお願いいたします。

今年から「熟成シリーズ」「con affettoシリーズ」など新しい取り組みが盛り沢山!(お楽しみに〜!)

今年も忙しい年になりそうです。

その他たくさん準備も進めており、

作業をできるところを新しくお借りして、建っていた家屋の解体作業に入りました。

1年かけて建てる家も1日でほぼほぼ解体。はやーい!

このお家はもう90歳になる大家さんのおじいさんが建てた家らしく、

解体中の建材も当時のものが出てきて、

立派な梁にいちいち感動しました。

(欅かな?まだまだあと100年は現役で使えそうな立派なものでした。)

こうやって何度も何度も解体してまた新しく建て、

時代と共に移り変わっていく日本の建築がたまらなく好きだ。

今後ここでいろんなことを展開していく予定です。

ぜひ楽しみにしていてくださいね。

2019年

2019年はとにかく大変な年でした。

春は冬になったり夏になったり初めての経験に何も手を打てないジーズンで、

夏は7月が雨ばかりで生育がうまくいかず。

秋は秋雨前線が8月に来て、育苗の最中9月中旬にに38度の猛暑が襲い苗が全滅する事態に陥りました。

冬に関しては良いことなのか悪いことなのか暖冬。

温暖化なのか周期なのか?いずれにしてもこの上でやっていく他ありません。

「育苗機」

春に向けての芽出し。

全シーズンは電気が無く神頼みというなんとも言えない環境でしたけど、今シーズンは環境を整え春に向けて着々と準備中です。

受難も多かった年でしたが、その分成長できた一年でもありました。

SABADOさんのイラスト

来年からは前々からやらなければと思っていた新しい取り組みも始まります。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

イタリア野菜を考える日々

何度挑戦したんだろう?

タネを買うと大抵は裏にタネをまく時期が記載されているんですが、

種苗メーカーによってバラバラで、

また地域によっても変わるのでいつ蒔いて良いものかわからず結局手探り。

そして失敗の連続ー。

発芽してもここ最近の酷暑にやられる。

発芽はしたものの虫にやられる

虫の被害はなかったが、株が小さいまま董立ちし花になって商品価値にならないなど。。。ムキャーーーー!!!な日々が続いていました。

チーマ・ディ・ラーパのオリーブオイルでクタクタにしたパスタが食べたい。

ホタルイカと合わせたい。

妄想は膨らみ続けるも肝心のチーマディラーパが採れない。。。

そんな中、こぼれ種で自然のリズムで発芽したものが実に見事に実っていました。

…天然のシステムには敵いませんね。

とは言っても農業で成り立っている農産物なので弱気なことも言ってられません。(天然でしか成り立たないものもそりゃたーくさんあります。)

今回の失敗で見えたこともたくさん!

来年こそは!です!

ホットペッパーに存在するパスタ用のペペロンチーノ。。。

使いたい!

早速タネ屋さんに電話!

探してみますね。とのこと。

そんなイタリア野菜を考える日々でした。

育つ環境

ビニールを張れば冬が来たなー。と思います。

栽培の練習していた時は管理の広さもなくうまくいっていたんですが、就農し面積を広げたとたんいろんなトラブルに見舞われてしまい、その一つ一つと向き合うことになりました。

一つの問題は生育に必要な温度が面積を広げたことにより上がらないこと。

エアコン使っても広い部屋はなかなか暖まらないですよね。なのでとにかく狭い空間をつくる必要があったので、骨組みを地面に深く入れてからビニールを張ったところ

ずばり30度を超えてくれました。(湿度は足りてません。これをどうするべか?)

これで土の中の微生物が活動するので生育が進むのです。

あとは風の問題。

いつも猿投の強い冬の風にビニールが飛ばされるのが悩みで、

マルチは土をかければ飛ばされないことがわかりましたが、

ビニールには土はかけられないし補強しても最後はやっぱり飛ばされるのがオチだったんですが、

今年は水をかけて重くしビニールの端っこのポケットに溜めることにしました。

ビクともしません。

水やりもビニールでは難しかったんですが、この方法なら通路から染み込ませることで十分な水を蓄えることができるんです。

また背が低いことも一役かっていて、

冬の登山のテントも強風に耐えるため、風を受ける面積が少ないよう背が低いつくりになっているんです。そんなところからヒントをもらい形にすることができました。

大きく育っておくれよ!ロロロッサ!

それから環境整備も進んでいて昨年は木村さんの育苗土を仕込めなかったんですが、

今年は時間をかけて整備し育苗土用のハウスも建てられ籾殻、糠も手に入るようになり無事仕込めることができました。

乳酸菌のいい香り。

一時期は木村さんの育苗土無しでやったんですが、生育がうまくいかずでした。。

そんな失敗から環境を整備することが大事だというコトを学んだ一年でした。