三寒四温と菜種梅雨

去年のちょうど今の時期、夏と冬が交互にくるような稀な気象で読みにくく失敗が続きました。

もし発芽をしても寒さにあたり死んでしまうか董立ちし花になってしまう。

その経験から暖かくなるまでは少し種まきは我慢しようと考えています。

しかし、春に遅れてしまうと収穫もズレてしまって秋も遅れてしまう。

雑草の管理も春に先手を打たなければとても追いつかない。

春の計画と実行が1年を決めると思っています。冬は春のための準備の時間。

天気予報とも毎日にらめっこ。

今年は菜種梅雨とこれまた珍しい長雨。桃の開花と重なり花腐れから始まる「灰星病」が心配です。。

こんな仕事を

3月はいちじくの苗の掘り取り時期。

今年は新しく63本の苗を定植しました。

品種は「桝井ドーフィン」

愛知県の主力のいちじく。

荒削りでしたが高い畝もたてられ、何年かかけ修正や畝上げしていけば綺麗な畝になりそうです。(初めの高さが重要なんですよ!)

配管も間に合い、これで空梅雨が来ても越えられる。

なかなか手に入らない藁も加藤農機商会さんが手配してくださり。

これで育成の環境が整いました。

長い失敗でしたけど、良い勉強になりました。

失敗を活かして成長させる技術にできそうです。

お疲れビールに、

大好きな鎌倉のブルワリー「ヨロッコビール

橋の下にも来てくださったり、saboriさんでもタップがつながったり、

とにかくおいしく、いつも新しい。

エチケットやプロダクトも完成されてて、いつも楽しませてくれる。

ヨロッコビールの仕事にはいつも感動するんです。

自分もこんな仕事ができるようになれたらいいなと思う。

精力善用、自他共栄

環境整備も着々と、流通業者さんとも打ち合わせが進み農園としても形が整いつつあります。

なかなか一人で全部はできないので、ひとつずつ外部に委託していきたかったのですがこれもまた時間かかる作業だったり。。

やはり社会に生きるのですから、できる限りは外部に委託してお金を回したいのです。

それが大事だと思うんですが、それを食い物にする業者さんもたくさんいるのはよろしくないと思っています。

バブルの名残なのか出張料なんて多額に請求するのはどうなのか?

コロナウイルスの終息のつかない今、こんな時だからこそ助け合わなくちゃ。そんな精神が「社会」には必要ではないだろうか?

自分のために社会があるんじゃない、社会のために自分がいるんだ。

先生達がおっしゃっていた言葉が不意に頭をよぎります。

道のり

啓蟄に入り畑もずいぶん春らしくなりました。

チーマディラーパのナポリでの名前「フリアリエッリ」

それぞれの土地で違う名前があるなんて愛されているなって思うんです。

イタリアやフランスの市場は昔から今も変わらず同じ品種の野菜が売られているんです。

日本の次から次へと移り変わりゆく市場は好奇心は刺激されますが、ちょっと寂しくも思います。

「ファーべ(ソラマメ)」も開花。(はやーい!)

ファーべもまた紀元前3000年頃から誰もが知っていたそうな。

いちじく園の整備も着々と進んでいます。

今まで重ねた失敗が活きて、順調です。

とても長い道のりでしたけど、良い船出になりそうです。

大忙し。

春作と夏作の準備に、畑の設備の整備に、倉庫の整備に、計画書づくりに、いろんな業者との打ち合わせに、自分の引越しも終わらせて、とどめに確定申告。

いやぁ〜大変だったけど、いろんな方の助けのおかげで乗り越えることができました。有難い。

そんなこんなで「インカのめざめ」と「さやあかね」の定植

今年で3度目。

毎年こうすれば良かったと思うことを改善していく楽しみがありワクワクです。

去年とても調子良かった「タフベル」

霜除として最も効果をはっきしてくれる資材で霜に弱い馬鈴薯も、去年のゴールデンウィークまで降りた遅霜も越え無事収穫できたんです。

特に悪さもしない資材なので今後活用していきたいです。

収穫は6月。今年から3ヶ月ほど寝かせて熟成させてから出荷をしようと準備を進めております。

ぜひ熟成シリーズ楽しみにしていてくださいね。

年々一歩一歩進んでいけたらいいな。

はじめの一歩 2020年

二十四節気も「雨水(うすい)」に入りました。

農園ちいさな星の種まき、定植の始まりです。

昔から雪から雨に変わり、農耕の準備が始まる時期とされてきた雨水。

この日に合わせて畑もしっかり準備。

雨水に蒔いたレタスや馬鈴薯、菊芋は良い実りを見せてくれるんです。

「葉桜」「彼岸」と昔からの種を蒔く目安はよくできていると感心します。

気候の変動が大きいにしろ、植物はよく知っている。

学ぶことの多い日常に感謝です。

イタリア好き

フリーペーパー「イタリア好き」の取り扱いが始まりました。

と言っても実店舗もまだないので、今のところはマルシェやイベントにお持ちしてお渡しするくらいですが。

「イタリア好き」は自分にとってイタリア野菜の教科書で、

毎号イタリア野菜を紹介していて、(今回はリーキですね!リーキも現在挑戦中!)風習や文化などその野菜にまつわる話がおもしろく、遠い異国のことも愛着や親しみを持って読むことができます。

「マンマのレシピ」も!(マンマ=母 ジブリの「紅の豚」に出てくる空賊マンマ・ユートは ママ、助けて という意味)

そんなマンマのレシピをworkshopで紹介していければと計画しています。

今最も訪れたい国イタリア。それぞれの州の文化の違いとその感性に惹かれたり、魅力の尽きない国イタリア。

日本のイタリアンのお店は郷土料理をつくっているお店が多く、例えばシチリア料理(カポナータなど)だったり、トスカーナ料理(リボリータなど)だったり。

シェフ達の故郷を想うような料理と向き合う愛情はたまらなく好きです。

その中で自分も違う文化を理解し好きになっていく。

ぜひイベント等でお会いした時は「イタリア好き」くださーいとお声掛けください。今のところ15部限定です。

水の道

なんかようやく…

2年前に終わらせておかないといけなかったことにようやく着手。

いちじく園に再び血が通い始めました。

いい加減な業者に何度も引っ掛かりトラブルの処理に雑務を追われたり。その中でも草は成長し続け管理にも追われてんやわんやして着手できずにいました。

やっぱりちゃんとした人と付き合うのが大事。

配管の腕も数をこなす分だけ良くなってきました。

配管の図を描くと「ここはどうすればいいんだ?」なんて疑問がたくさん出てきて、それを配管資材を扱っている業者さんと相談しながら部品を調達するのですが、みんな同じことで悩んでいるんでしょうね。すべて解決できる製品っていうのがあるんですよ。

産業の歴史を知れたようで良い経験になりました。

「いちじくはとにかく水の管理」

植物の中でも水分要求が多く、雨が嫌い。

雨が降ると酵母腐敗病になって、ショウジョウバエがどんどん感染させていくんです。

それを解決するのは農薬ではなく、水たまりができない排水の環境と雨除けハウスを使って雨に当たらないようにすること。

成長のために毎日水をあげる環境を整えること。

そのための水の道なんです。

たからもの

ただいまルッコラたくさん出荷しております。

市場も花野菜や菜花で溢れかえっていて冬〜春のアブラナ科の季節だな〜っとほっこりして見ていました。

畑の周りも菜花が花芽を付けていて春も目の前。

畑の方も春の準備まっしぐら!

去年の失敗を克服すべくとにかく十分な準備を進めています。

耕作放棄地から初めて土も固まっていたところもフカフカに柔らかくなったり幾分かは耕運もやりやすくなってきました。

問題は秋になると止まらないイネ科の植物の繁殖。

人参をうまく育てる上でキーポイントなんです!

とにかく管理して種が落ちないように種が実らない冬まで続ける。

この膨大な作業をそれも何年間も続けてやっと「畑」らしくなってくるんですよね。

農家になって初めて「畑」を見ると、その膨大な手間の蓄積を考えてしまって感動するんです。

「畑」は農家にとって宝物だと思っています。

明るい未来

先日お付き合いしているレストランが今のお店を閉めファミリーが来る少し大きなお店を始めると話があり、

「次々とお店が閉まり、また新しいお店が次々とできていく光景に明るい未来を感じない」

と話され頭もそれでいっぱいになりました。。。

「今」もものすごく大事だけど、「未来」もまた。。。

自分のところも例をあげると直売所への出荷や飲食店への卸もシェアの奪い合いになっている状況には未来を感じていないです。

これが競争ならまた話は変わるのですが、潰し合いや奪い合いの生き残りを賭けた争いになってしまっている。

「商売」というのは難しいものですね。。。

これから考えていきたいことは、

この争いの外で自分の野菜や果物を必要としてくれている人に届けること。

イタリア野菜のような軟白処理、遮光技術が必要な野菜なんかは専業としている農家も少ないのでシェアの奪い合いはおろか足りなくて欲しい欲しいと必要としている人が多いので力を注いでいきたい分野なんです。

勉強して、育てて、売るための商品化、宣伝etc…とてつもないエネルギーと時間が必要な作業ですが、この先に明るい未来を感じているんです。