いちじくの雨除けハウス

夢にまで見たいちじくの雨除けハウス。

水は大好きだけど、雨は嫌いといういちじくの性格を克服した設計で、

・雨の時だけビニールを広げて雨を防ぐことができ、普段は畳んで仕まうので露地栽培のおいしさはそのままで安定した高い秀品率を維持できる。

・水は灌水施設を配管し水分要求量に応えることができる。

・台風被害が多いハウスですが、ビニールを畳めば骨材だけになるのでハウス被害が無くなる(その場合果実には被害があります。泣)

・露地栽培のいちじくはものすご〜く手間と時間がかかる支柱の設置や傘掛け作業があるんですがそれが無くなる。

・ハウスの周りに防虫ネットや農薬飛散防止ネットなどネット着けられる。

などなどメリットがとても素晴らしい愛知県の技術なんです。

ただ特殊なゆえ高い…資材費と工賃。

なのでいろんな機関が推奨しているのは組み立て部分の自己施工なんです。

骨組みは水平のレベルを出すこと以外は特に技術は必要ない組み立てだけなので時間と道具があればできるんです。

ただ一人では大変なので、昔一緒に働いていた先輩たちにお願いして一緒に組み立てることに!この時間はなんだか懐かしく、愉しく、そして一緒に学んでいくとても有意義な時間になりました。

とても面倒な作業だったんですが、ひとつひとつの部品をしっかり組め、とても良い仕上がりになりなんと職人さんに褒められたんですよ〜!

惰性的でなんの価値も見出せなかった工場での経験だったんですが、体が勝手に技術を覚えていました。笑 こんなところに返ってくるんですね。。。

また雨除けハウスはいちじくだけではなく野菜にも応用していけるので、少しずつ増やしていく予定です。

「未来」があることをやっていきたい。

どうしても雨の多い日本ではどうしても病気の対策に農薬量が多くなってしまう。防除などの作業時間も増え経営も圧迫されるのですが、

それを解決してくれる雨除けハウスには未来があると思っています。

郷土料理

イタリア野菜を勉強していく過程でイタリアの郷土のことを学んでいる時間は自分にとっては好きな時間で、風土や文化、民藝に風習そして料理なんて言ったらお腹がすいた状態で好きなご飯をガツガツ食べるときのようにどんどん入ってくるんですよね。

名古屋のオステリアモカイオさんやアズッカエアズッコさんではトスカーナ地方の話をたくさん聞かせてくれるのですが、写真からみる景観だったり各家庭の話だったり素敵なところなんだろうな〜っと胸がいっぱいになるんですよね。

この季節になるとそんな妄想を膨らませながら郷土料理の「リボリータ」を作るんです。

「再び煮込んだもの」という意味になるんですが、

レシピ上ではミネストローネに硬くなったパンとカーボロネロを入れてグツグツ煮込んだものが定番。

ですが、各家庭で作り方も食材もそれぞれで各家庭の味があるそうなんですよね。

各家庭の味っていいなって思うんです。

だって世界に一つだけの味ですよ!その人にしか出せない味。

そうそう!今は母が手伝いに来ているんですが、久しぶりに食べたハンバーグはおいしかった。

昔ながらの我が家の味。世界に一つだけの。

2021年

2021年明けましておめでとうございます。

2020年はとにかく準備の年でコロナ禍だからこそできることををテーマに進めてきました。

市場での相場も読めなかったので、予定していた野菜の計画も大きく無くしてサツマイモによる土づくりもできたし、

ハウス着工に向けた時間も得られ念願だったいちじくの雨除けハウスの着工もできました。

野菜の貯蔵できる冷蔵庫に温度や湿度をコントロールできる出荷調整場(パチャママ)などなど、

生産を下支えしてくれる環境の準備の年でした。

2021年は桃といちじくの出荷がとうとう始まる年になります!

野菜部門も大幅なアップデートでconaffettoシリーズもたくさん登場し、

新たにsetシリーズも始まります。

ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

来年こそはきっと!

く〜〜〜〜〜〜悔っしぃ。

今年あと一歩のところでコナガに芯をやられてしまった「カーボロヴェルツァ(サボイキャベツ)」

今年は虫の活動が活発でしたので、薬剤の必要性もありいろいろ調べて試験的に使用もしてみました。

薬品メーカーの考えは「時代に合わせる」ということが念頭にあるそうで、自分も誤解していた部分も多くあり、

蚊取り線香と同じ成分で造られている合成ピレスロイドだったり、微生物が主成分のBT剤などミツバチや魚類などの環境にも影響しない薬剤まで産まれてきているんです。

そして市場出荷する際の農薬検査も非常に厳しく、ほんのわずかでも散布の量を超えると検査に引っかかるほど精密だそうです。(そして出荷停止処分になるそうで…)

病害虫に関しては多くの課題は山積みですが、硬い殻を破り大きな一歩を踏み出せたシーズンになりました。

自分の中では「自然栽培」は手段の一つにすぎず、大事なのは未来の人たちにちゃんと畑を渡してあげることなのです。

まだ頭の中でも乱雑になっているので来年は「整理」をテーマに励んでいきます。

今年はコロナ禍で大変でしたが出荷場や倉庫、大きなパネル冷蔵庫、いちじくの雨除けハウスなど環境を整えることができ整理できましたので、来年からは十分に畑と向き合えます。(みなさんの応援のおかげです。涙涙涙。)

来年こそはきっと、期待に応えてみせる!

そんな今年の変化と来年の豊富でした。

失うことさえしなければ

職人さんが水平器で測っています、

柱を建てて、

早くもどこかで見たことあるような形になってきましたね!

yes!3年越しのハウスの着工に入ることができました(涙涙涙)

当時の担当の普及員さんの許可がおりず、資金を借りることができず流れていた話だったんですが、今回国からの補助金が通り、地元の信用金庫さんが全面的にバックアップしてくれてようやく着工に至りました。

とある施設の人にめちゃくちゃにされたり、いろんなことがあったいちじくなんですが、

めげずに何度も何度も何度も諦めず立ち上がり、ようやく形が見えてきました。

闘うという事は屈しない事

「花燃ゆ」の吉田松陰が言っていた事なんですが、今でもこの言葉は自分の中で燃え続けています。

僕自身いつでも闘う相手は自分自身たったひとり

自分たちの世代のヒーローのTURTLE ISLANDの愛樹さんやTHA BLUE HERBのBOSSさんが何度も訴えていました。

こんな言葉達が大事なところで支えになってくれている。

自分たちの世代の農家が今日も闘っている姿もまた。

出荷調整所の保健所への届けも無事に進み、少しずつ形になってきました。

こそっと営業していたんですが、

火曜から土曜までの13:00〜16:00は野菜の小売りもやっています。

470-0374 愛知県豊田市伊保町大鳥居46-3

tel:0565-41-7212

駐車スペース3台あり

何かとまだまだ準備中で不慣れのため十分な対応ができませんが、少しずつ良くしていきますのでご容赦くださいませ。

季節の野菜の詰め合わせ

農園の季節を詰め込んだBOX「季節の野菜の詰め合わせ」を始めました。

要望を多く頂いて準備を進めてきまして、ようやく出荷をする設備も流通の環境も整いましたので少しずつ始めていきます。

(簡単にできそうに見えてなかなか大変な準備でした。。)

今回は秋冬らしい葉野菜と根菜が中心で、夏に収穫した茗荷もうまく浸かったのでピクルスで詰めています。

ご購入いただいた方にはこちらもお付けしますね。

人参は「葉人参」で詰めています。花瓶やなければ余った深型の瓶で水耕してあげるとテーブルハーブとしてもお使いいただけますよ。

魚介には欠かせない芹の葉。香りがたまりません。

根はお気に入りのソースでバーニャカウダ(蒸し野菜)にしたり、バターで煮詰めてバターコンフィにしたり、サラダボウルに混ぜたり。

人参は本当どんなサイズでもどんな部分でも使えて、魚介にお肉に野菜になんでも合わせられ、香味野菜として出汁の基本にもなる万能の個性を持った野菜なんですよー!

季節とともに変わっていくBOXお楽しみにー!

土のはなし

おさらいと言いいますか、とても良いタイミングで良い本が出ていたのでポチッと。

(スペクテイターはいつもテーマも内容も素晴らしい。)

やっぱり土は(というか自然)は循環のシステムが良くできているので、そのまま何もしないのが良いんだと思うんです。

土地の個性(土質)の中で足りないものはそれぞれあるのですが、葉面散布などで補っていけば十分に足りるんじゃないかと模索しています。

今までいろんな情報が頭の中を乱雑にグルグルしていたのですが、それが整理されました。

これは自分の肌で感じた経験で理論も何も成り立っていないのですが、

自然のために環境のためにと手間をかけてやってきたのですが、結果はいつも自然の大きな力に飲み込まれてボーボーに雑草が生茂る。

どんなに化学で汚染された土も砂漠化していない限り、自然はすぐ元に戻る力があると思うのですよね。

それを知るための13年だったのかもしれません。

ここが自分にとっての始まりなのかもしれません。

未来のちから

実りの秋。あっちもこっちも収穫収穫ということでお手伝いに長野と山梨へ。

3年前の1stヴィンテージの時から収穫のお手伝いをしている曽我さんの畑。

ここから眺める景色が好きなんですよね。

年を追うごとに葡萄も素敵になっていく、

来年にはワイナリーになる予定地。大変なことも多くあると思いますが負けないで欲しいです。

あまり日本で浸透していないことをゼロから初めるってすごいと思うんです。

どんなに想いがあってもお金がなければ事は進まなく、そんな中行政も銀行も相手にしてくれなく資金調達も困難。

アメリカなどの国で新素材や新しい技術が産まれるのはこの部分にすごく理解があり投資の対象なっているからで、

日本がどんどん遅れていくのはこの部分に理解がなく資金が流れないためだと考えられるのですよね。レビテンス(=証明)がなければ投資の対象にならない。

今まで日本から産まれてきた素晴らしい技術や新素材、商品というのは朝ドラや大河ドラマを見ていてもわかるように偉人たちの類まれな努力に他ならない。どの話にも行政や銀行が理解してくれ投資をしてくれてスムーズにうまくいった話なんてほとんど無いんではないでしょうか。

でも、それをひとつ乗り越えると、多くの人がその事業に参入する。

ナチュラルやオーガニックを多くの生産者で少しでも広い土地で生産していくためにはこのレビテンスをどんどん作り、次の世代に渡してあげる事が自分たちの生きていく環境を守るために重要になってくると思うのです。

きっかけ

思い起こすと自然栽培に取り組むきっかけとなったのは家庭菜園で育てて食べた人参があまりにもおいしく、これは素晴らしい。と感動があったのが決め手でした。

もちろん農薬への抵抗性で村が衰退していく姿を垣間見たのもきっかけではありますが、

いろんなことが同じ時期に重なったのも何かの縁を感じています。

ちょっと難しい話にもなるんですが、

肥料を与えると収量は増えるが味が落ち病害虫も増える

逆に肥料を与えないと収量は減るがおいしくなり、病害虫は減る

これは理論上で成り立っており今では当たり前の認識になりつつあります。

しかし、おいしくても扱いにくく食べにくいんじゃ良くはなく、扱いやすくても不味いんじゃ良くないのでバランスが大事なんだと思っています。

野菜のひとつひとつこの子には何が必要なんだろう?と向き合ってあげることが必要なんだと思っています。

サツマイモやズッキーニなんてのはもうほんとに何もあげなくてもへっちゃらで環境を整えてあげるだけで十分、

白菜なんかのように肥料がなければ結球しないものには必要な分だけ施してあげれば良しで、

レタスもまた水をしっかり与えてあげてば十分だと思っていて、

痩せた土の少ない養分で生きよう生きようと根っこを深く深く広げて育った作物の香りは高く、瑞々しく、どこか優しく柔らく暖かい。

これに出会えた時は続けてきてよかったと思える瞬間でもあります。

紅はるかと、

今年もやって参りました。熟成シリーズ:紅はるか

近年の焼芋ブームで、その名が広く知れ渡り今ではスーパーの広告の一面を飾ることも当たり前になった品種「紅はるか」(ちょっと前までは安納芋だったのに。)

強い甘さと甘い香り、しっとりとした肉質は焼芋はもちろん、煮崩れもしにくいので豚汁などの食材から、お菓子の材料まで幅広く使える甘薯界のエース。

食材としてもエースなんですが、生産面でも非常に作りやすくとにかく強く、おいしさを引き出す自然栽培には持ってこい。

例えるならイチロー(オリックス)のような存在。

今回そんな甘薯界のイチローを、更に40日寝かせて熟成させています。(大リーガーのイチロー!?)

おいしさのピークは熟成60日だいたい12月の1週目が良いかなと思います◎

今回「熟成紅はるか」は「お買い物」からご購入いただけます。ぜひこの機会に。

そして、

以前ちょっと紹介した甘薯たち、

「安納黄金」

すごぶるおいしくなっています。

ちょっと前までサツマイモといえば安納芋でしたが紅はるかの出現により表舞台から姿が消えたかと思っていたら、

農家による優良選抜(おいしい芋を親にして苗をつくる)のおこなわれ、よい色と食味のものが選び抜かれ生まれた安納黄金(例えるならスター集団の中のスター メッシ)

うまうま〜です◎

現在、案内準備中!しばしお待ちください。