はじめの一歩 2020年

二十四節気も「雨水(うすい)」に入りました。

農園ちいさな星の種まき、定植の始まりです。

昔から雪から雨に変わり、農耕の準備が始まる時期とされてきた雨水。

この日に合わせて畑もしっかり準備。

雨水に蒔いたレタスや馬鈴薯、菊芋は良い実りを見せてくれるんです。

「葉桜」「彼岸」と昔からの種を蒔く目安はよくできていると感心します。

気候の変動が大きいにしろ、植物はよく知っている。

学ぶことの多い日常に感謝です。

たからもの

ただいまルッコラたくさん出荷しております。

市場も花野菜や菜花で溢れかえっていて冬〜春のアブラナ科の季節だな〜っとほっこりして見ていました。

畑の周りも菜花が花芽を付けていて春も目の前。

畑の方も春の準備まっしぐら!

去年の失敗を克服すべくとにかく十分な準備を進めています。

耕作放棄地から初めて土も固まっていたところもフカフカに柔らかくなったり幾分かは耕運もやりやすくなってきました。

問題は秋になると止まらないイネ科の植物の繁殖。

人参をうまく育てる上でキーポイントなんです!

とにかく管理して種が落ちないように種が実らない冬まで続ける。

この膨大な作業をそれも何年間も続けてやっと「畑」らしくなってくるんですよね。

農家になって初めて「畑」を見ると、その膨大な手間の蓄積を考えてしまって感動するんです。

「畑」は農家にとって宝物だと思っています。

明るい未来

先日お付き合いしているレストランが今のお店を閉めファミリーが来る少し大きなお店を始めると話があり、

「次々とお店が閉まり、また新しいお店が次々とできていく光景に明るい未来を感じない」

と話され頭もそれでいっぱいになりました。。。

「今」もものすごく大事だけど、「未来」もまた。。。

自分のところも例をあげると直売所への出荷や飲食店への卸もシェアの奪い合いになっている状況には未来を感じていないです。

これが競争ならまた話は変わるのですが、潰し合いや奪い合いの生き残りを賭けた争いになってしまっている。

「商売」というのは難しいものですね。。。

これから考えていきたいことは、

この争いの外で自分の野菜や果物を必要としてくれている人に届けること。

イタリア野菜のような軟白処理、遮光技術が必要な野菜なんかは専業としている農家も少ないのでシェアの奪い合いはおろか足りなくて欲しい欲しいと必要としている人が多いので力を注いでいきたい分野なんです。

勉強して、育てて、売るための商品化、宣伝etc…とてつもないエネルギーと時間が必要な作業ですが、この先に明るい未来を感じているんです。

時が生むおいしさ

熟成…チーズやハムやワインなど時が生むおいしさには代わりがない

そんな熟成は野菜も生むことができます。

多くの野菜は寒い環境の中にいると自身が凍らないように「糖」を生成する。

これを利用したのが先生である村上農場さんの雪下熟成だったり、

近年出回るようになったちぢみほうれん草などです。

農園ちいさな星で育てている野菜もいくつか手間をかけることによっておいしくなる野菜がたくさんあります!

今年はそんな熟成シリーズとして「馬鈴薯」と「サツマイモ」にフォーカスを当ててみようと取り組んでいます。

このシリーズは秋よりスタートしますので楽しみにお待ちくださいね。

先日いつも手伝ってくれる母親と新年会へ

新栄の「La Cabotte」さんへ

豊田の猟師さんが獲る猪や鹿を引き取りに来る際に畑に立ち寄ってくれたり、

フランスの野菜や料理のことなどたくさんのことを教えてくれる先生。

猪のハムにシューファルシ(ロールキャベツ)雉のガランティーヌ…

どれも小野田さんの味がして幸せいっぱいでした。

そして…

「グナグナカレー」さんに。

いつも行列で絶えなくて、

いつも親切で丁寧な大岩さんのカレーはその人柄が滲み出ています。

今回もまたエネルギーたっくさんもらえました!

良い野菜や果物が届けられるよう頑張らなくちゃ!

謹賀新年2020年

あけましておめでとうございます。

本年度もよろしくお願いいたします。

今年から「熟成シリーズ」「con affettoシリーズ」など新しい取り組みが盛り沢山!(お楽しみに〜!)

今年も忙しい年になりそうです。

その他たくさん準備も進めており、

作業をできるところを新しくお借りして、建っていた家屋の解体作業に入りました。

1年かけて建てる家も1日でほぼほぼ解体。はやーい!

このお家はもう90歳になる大家さんのおじいさんが建てた家らしく、

解体中の建材も当時のものが出てきて、

立派な梁にいちいち感動しました。

(欅かな?まだまだあと100年は現役で使えそうな立派なものでした。)

こうやって何度も何度も解体してまた新しく建て、

時代と共に移り変わっていく日本の建築がたまらなく好きだ。

今後ここでいろんなことを展開していく予定です。

ぜひ楽しみにしていてくださいね。

2019年

2019年はとにかく大変な年でした。

春は冬になったり夏になったり初めての経験に何も手を打てないジーズンで、

夏は7月が雨ばかりで生育がうまくいかず。

秋は秋雨前線が8月に来て、育苗の最中9月中旬にに38度の猛暑が襲い苗が全滅する事態に陥りました。

冬に関しては良いことなのか悪いことなのか暖冬。

温暖化なのか周期なのか?いずれにしてもこの上でやっていく他ありません。

「育苗機」

春に向けての芽出し。

全シーズンは電気が無く神頼みというなんとも言えない環境でしたけど、今シーズンは環境を整え春に向けて着々と準備中です。

受難も多かった年でしたが、その分成長できた一年でもありました。

SABADOさんのイラスト

来年からは前々からやらなければと思っていた新しい取り組みも始まります。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

図画工作

いもほりのイラストを描いてくれた大須のSABADOさんのところへ

なんかもう毎回刺激的…。

今回いろんな野菜のイラストをお願いしに行ったのですが、

「売ってる焼き芋の機械があんまりよくないんですよ〜。」なんて会話の中からどんどん発展していって、

廃ドラム缶を使ったやきいも機の案件と空き缶で作ったモデルがものの一時間もかからないうちに。。。

そんな会話の中から設計に大事なことなどを教えてもらっています。

廃材を使って新たにモノが産めないか?

出荷できない野菜を良いモノに変えられないか?

そんなコトを考える毎日です。

 

ツクルヒト、ものいち’19秋 と、

春は土砂降りで大変で、今回も予報は雨マークの怪しい雲行き。

そんな心配していた天気を

忘れてしまうくらいの虹。

気持ちの良い朝でした。

お客さんも多くみえ、workshopにきてくださった方、いつも楽しみに買いに来てくれる方、新作を楽しみにしてくれる方、いつも応援してくださっている方。

ここでまた会えてお話ができてよかった。

まだまだ収穫が少なく店舗も寂しい感じですが、少しずつ歩んでいけたらと思います。

話は1日戻り、

アズッカ エ アズッコさんの試飲販売会にお邪魔してきました。

今回は「カーボロネロ」を使ったトスカーナの郷土料理「リボリータ」を持ってワインに合わせた野菜をテーマに提案させていただきました。

自分は農家だからと料理については敬遠していたんですが、

イタリア野菜なんて馴染みのないものは使い方がわからなくて当然ですよね。

なので勉強し、少しでも多く調理の仕方など提案して行けたらと思います。

畑もやって、事務もやって、販売もやって、申請の資料作りもやって、いろんな業者と打ち合わせもして、

何かとやることがてんこ盛りでウルトラ忙しい時期なんですが、

今が一番楽しい時期

なんて思いながら日々を過ごしています。

「大変」とは、大きく変わること、なんて耳にしますがあながち間違いではなく、

「大変」の中で多くのことを学んでいるような気がします。

須崎さんはそんな話ができる大事なパイセンなのである。

西町散歩2019.11.16

奇数月の第三土曜日は恒例の西町散歩

今回は秋野菜のシーズンだったので「野菜市」をテーマにした回でした。

飛騨からは「ソヤ畦畑」さんが参加され

美しい野菜達に見惚れていました。

血の通った野菜ってやっぱりいいなって思うんです。

今回はさらに西町散歩の予約制のお昼ごはん「ランチバスケット」の季節のサラダボウルも今回初の試みで担当させてもらい、幸運なことにたくさんの方に喜んでもらえて良かった。継続したくて、また次回もやりたいですと立候補しました。

同時にワークショップもなんててんこ盛り盛りな話も…

今後、収穫の最盛期である7月と11月にまた野菜市を企画できたらいいなと話も進んでいるので、ちょっと燃えています。

昔ヨーロッパを旅したときの記憶が自分の中で膨らんでいて、こんな場所があるといいのになっていつも妄想するんです。

わくわくするような市場になれるといいな。

一歩ずつ。

豊田で最初に借りた畑。

かれこれ6年くらい経ったんですが、

柿園の耕作放棄地から始まり

開墾し何度も何度もトラブルにあったりなんかしても続けていって、仕事を続けながらだったので約4年くらい開墾にかかってしまって、

ようやく更地までにたどり着き、

去年初めてつちのがっこうの芋掘りを開催することができて、

今年も継続してできることができて、

また新たに来年の目標もできて。

継続した時間の長さの分多くの人に出会えて、繋がれて、

最近この出発点で作業していたらいろんなことを思い出しました。

それでもまだまだ始まったばかり!

今日も一日頑張るぞー!