気付いていないだけで世界は美しい

台風14号の進路はさすがに正気では居れなく5分おきにWindy開いたり、ウェザーニュースで風速見たりソワソワしています。

朝から畑に出向いてハウスの屋根を開くか閉じるかだけで昨日も迷いに迷いました。閉じれば病気のリスクは減るけどハウスがやられるリスクがあるし、開ば病気からは守れるけどハウスがやられてしまうリスクがある。

ギリギリまで待って今回は雨が多く風が弱い台風だったので開くことにしました。被害が少なく済みますように。

こんな生業なので毎日1分1分大事な判断に迫られる。防除のタイミングに播種のタイミング、除草のタイミング、肥料のタイミング…

初めからできることはなくて、長い年月をかけて向き合ってきた経験が活きて頼りになってくるんですよね。

そんな終わりのない旅なんです。

さて、こんな土砂降りじゃ作業も進まないので事務仕事を片付けて読みたかった本に目を通しております。

今回の「現代農業」は僕にとって神回。

忙しくて全然意識してなかったんですけど、農文協の方から電話があり真っ先に買いに行きました。(笑

自分の知っている土のことがもっともっと深いものになって、単純だった世界がどんどん、どんどん面白くなっていく。

やっぱり自分はこの職業が好きなんだと思います。

amenimomakezu

研修から13年、定植から4年…

ようやく自分たちだけの力で収穫できるようになりました。

思い返せば壁の連続で、ひとつひとついろんな方たちの力を借りて乗り越えてきたんですよね。

壁を乗り越えていくたびに、それが自分の成長に繋がってきたことは価値があることでお金では買えない経験だったんだと思います。

まだまだ課題も残る結果ですが、これからもBESTを尽くしていけたらと思います。

熟成 インカのめざめ その1

まだまだ人気が衰えることのない「インカのめざめ」

栗の風味に、鮮やかな黄色い果肉。

今年は梅雨が早く訪れ、収穫遅れでダメになっちゃうかな?なんて予想していたんですが、雨に土が流されることもあったんですが病気にもかからず耐えてくれ梅雨の晴れ間に収穫することができました。

いつもは梅雨前に収穫するのでデンプンが乗り切れなかったりするのですが、今年のは収穫を長く引っ張れたのでデンプンもかなり乗り結果で見れば良い結果になりました。

きれいに選別し、いざ冷蔵庫へ。

0℃前後の温度で3ヶ月…

凍らないようにデンプンを糖に変えていくのです。

着手から6年近くでようやくここまで。

形にするというのはエネルギーがいるものですね。コンビニやスーパーでパッケージされた製品を見るたびに凄いななんて感動するんですよね。

環境再生型農業

環境に対して自然栽培より優しい農業が存在する。

それが「環境再生型農業」であり、

代表なものがpatagoniaのクラフトビール「Long Root」である。

どういうことなのか?とシンプルに説明すると、

このビールに使われている麦を栽培すると、植物の光合成の働きにより大気中の二酸化炭素を土に還してあげることができ、何よりビールがおいしくなる!(ココトテモダイジ)

この農業は世界中の研究機関、大学で開発が進んでいるそうです。

現在、環境に対する悪影響を無くしていくだけの「環境保全型農業」に取り組んでいる自分たちにとってはすごい世界だと感嘆するんですよね。(マジスゴイッス)

日本の農業もいろいろ進歩しており身近の先輩もCO2(二酸化炭素)を栽培に使用しており、

いま社会は脱炭素に向け二酸化炭素を地中に埋める技術などに投資も行われている。

これからの自分たちの進むべき道は、この脱炭素に向けて二酸化炭素を消費する先を農業に変えていくことに舵を取っていければと思っています。

BT剤

天敵微生物を利用した生物農薬のこと。

「バチルス・チューリゲンシス」という細菌を葉に散布し、その細菌がチョウ目やハエ目、コウチュウ目のおなかにあるアルカリ性の消化液で分解されると毒素に変わり激しい腹痛に襲われ食べなくなる仕組みである。

虫の抵抗性が出ず、残効性も長い。

ハチや魚類にも影響なく、もちろん私たちが食べてもなんの問題もないというなんとまぁとても優秀な農薬である。

また殺菌剤としても何種類か製品化されており、このマスターピースは厳密には菌は殺さないのですが、バイオフィルムという膜をつくり細菌や菌の侵入を防ぐといった仕組みで、

もちろん環境に影響はなく、私たちが食べてもなんの問題もない。

桃の大敵である「せん孔細菌」に有効であり、銅が薬害で使えない生育期にとても活躍してくれる菌である。

現在の薬品メーカーの考え方も時代に合わせたものをと製品化に尽力されており、今(これから)の考え方はこのBT剤を基本に必要な農薬を組み合わせていくことが防除の基本になっていくとのことで非常に共感でき取り組んでいくことにしました。

もう長崎の枇杷のような光景を見たくはない。抵抗性の問題を克服しつつ環境も保全していきたい想いです。

「沈黙の春」何度読んだことか、

カーソンも「べつの道」にBT剤のことを書いており、昭和49年の発行から現在までの月日の時間で人類は形にしてきたのかと思うとその努力はすごいと思うんですよね。

コロナもきっと乗り越えられる。

そしてこれが偉いことではなく、自然や環境に対しての謙虚の上で。

丁寧な仕事の美しさ

農業を立ち上げてきて、いろんな方と仕事をさせていただく機会が増え多くのことを学べる大切な時間になっています。

今回サバドさんに描いてもらったイラストたちを額に収めたいと思い、Lamp:07さんに木製フレームの製作をお願いしました。

「ナラ」「タモ」から「ヤマザクラ」「ウォールナット」「ホワイトオーク」ときて今回初めての「セン」と様々な樹種の木材での製作になり佳き佇まいに収まりました。

いつもこの丁寧な仕事に魅入ってしまうのですよね。

同じようなものに見えてどうしてこんなに印象が違って見えるのだろうか?

この部分が好きなんです。

自分たちの園芸の仕事もひとつひとつ丁寧を目指していけたらと思います。

2021年

2021年明けましておめでとうございます。

2020年はとにかく準備の年でコロナ禍だからこそできることををテーマに進めてきました。

市場での相場も読めなかったので、予定していた野菜の計画も大きく無くしてサツマイモによる土づくりもできたし、

ハウス着工に向けた時間も得られ念願だったいちじくの雨除けハウスの着工もできました。

野菜の貯蔵できる冷蔵庫に温度や湿度をコントロールできる出荷調整場(パチャママ)などなど、

生産を下支えしてくれる環境の準備の年でした。

2021年は桃といちじくの出荷がとうとう始まる年になります!

野菜部門も大幅なアップデートでconaffettoシリーズもたくさん登場し、

新たにsetシリーズも始まります。

ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

来年こそはきっと!

く〜〜〜〜〜〜悔っしぃ。

今年あと一歩のところでコナガに芯をやられてしまった「カーボロヴェルツァ(サボイキャベツ)」

今年は虫の活動が活発でしたので、薬剤の必要性もありいろいろ調べて試験的に使用もしてみました。

薬品メーカーの考えは「時代に合わせる」ということが念頭にあるそうで、自分も誤解していた部分も多くあり、

蚊取り線香と同じ成分で造られている合成ピレスロイドだったり、微生物が主成分のBT剤などミツバチや魚類などの環境にも影響しない薬剤まで産まれてきているんです。

そして市場出荷する際の農薬検査も非常に厳しく、ほんのわずかでも散布の量を超えると検査に引っかかるほど精密だそうです。(そして出荷停止処分になるそうで…)

病害虫に関しては多くの課題は山積みですが、硬い殻を破り大きな一歩を踏み出せたシーズンになりました。

自分の中では「自然栽培」は手段の一つにすぎず、大事なのは未来の人たちにちゃんと畑を渡してあげることなのです。

まだ頭の中でも乱雑になっているので来年は「整理」をテーマに励んでいきます。

今年はコロナ禍で大変でしたが出荷場や倉庫、大きなパネル冷蔵庫、いちじくの雨除けハウスなど環境を整えることができ整理できましたので、来年からは十分に畑と向き合えます。(みなさんの応援のおかげです。涙涙涙。)

来年こそはきっと、期待に応えてみせる!

そんな今年の変化と来年の豊富でした。

失うことさえしなければ

職人さんが水平器で測っています、

柱を建てて、

早くもどこかで見たことあるような形になってきましたね!

yes!3年越しのハウスの着工に入ることができました(涙涙涙)

当時の担当の普及員さんの許可がおりず、資金を借りることができず流れていた話だったんですが、今回国からの補助金が通り、地元の信用金庫さんが全面的にバックアップしてくれてようやく着工に至りました。

とある施設の人にめちゃくちゃにされたり、いろんなことがあったいちじくなんですが、

めげずに何度も何度も何度も諦めず立ち上がり、ようやく形が見えてきました。

闘うという事は屈しない事

「花燃ゆ」の吉田松陰が言っていた事なんですが、今でもこの言葉は自分の中で燃え続けています。

僕自身いつでも闘う相手は自分自身たったひとり

自分たちの世代のヒーローのTURTLE ISLANDの愛樹さんやTHA BLUE HERBのBOSSさんが何度も訴えていました。

こんな言葉達が大事なところで支えになってくれている。

自分たちの世代の農家が今日も闘っている姿もまた。

出荷調整所の保健所への届けも無事に進み、少しずつ形になってきました。

こそっと営業していたんですが、

火曜から土曜までの13:00〜16:00は野菜の小売りもやっています。

470-0374 愛知県豊田市伊保町大鳥居46-3

tel:0565-41-7212

駐車スペース3台あり

何かとまだまだ準備中で不慣れのため十分な対応ができませんが、少しずつ良くしていきますのでご容赦くださいませ。

季節の野菜の詰め合わせ

農園の季節を詰め込んだBOX「季節の野菜の詰め合わせ」を始めました。

要望を多く頂いて準備を進めてきまして、ようやく出荷をする設備も流通の環境も整いましたので少しずつ始めていきます。

(簡単にできそうに見えてなかなか大変な準備でした。。)

今回は秋冬らしい葉野菜と根菜が中心で、夏に収穫した茗荷もうまく浸かったのでピクルスで詰めています。

ご購入いただいた方にはこちらもお付けしますね。

人参は「葉人参」で詰めています。花瓶やなければ余った深型の瓶で水耕してあげるとテーブルハーブとしてもお使いいただけますよ。

魚介には欠かせない芹の葉。香りがたまりません。

根はお気に入りのソースでバーニャカウダ(蒸し野菜)にしたり、バターで煮詰めてバターコンフィにしたり、サラダボウルに混ぜたり。

人参は本当どんなサイズでもどんな部分でも使えて、魚介にお肉に野菜になんでも合わせられ、香味野菜として出汁の基本にもなる万能の個性を持った野菜なんですよー!

季節とともに変わっていくBOXお楽しみにー!