相も変わらず、今日も除草作業。
この写真の場所は元々「田んぼ」で粘土質のため乾くと土器のように硬くなるんです。。。
ですが、
そうとも知らず、ただただ草の根は生きるために深く深く硬い土をもろともせず進んでいくんです。
「草の根が土を耕す。」のでこの土はホカホカで物理的に団粒構造になり、
構造上空気も届けば、水も染み渡るんです。
不都合に思える雑草という存在も地球の生産体系の役割があるんです。
人間と自然との関係は本当に真剣に考えなければなりません。
先日カリフォルニア州がモンサント社の「ラウンドアップ(除草剤)」の主成分「グリホサート」を発がん性物質のリストに加えると発表がありました。
話を少し過去にもっていきましょう。
1955.11~1975.4 「ベトナム戦争」
ほんの少し前、世界が資本・自由主義と共産・社会主義に分かれていた時代に起きた戦争ですね。
この時使われていたのがモンサント社の「枯葉剤」なんです。(主成分はダイオキシン類の一種2,3,7,8-テトラクロジベンゾ-1,4-ジオキシン(TCDD)のためグリホサートとは別物)
この枯葉剤は森を枯らし、人間の健康被害でも奇形児を多く産みました。
戦争が終わり、世の中が平和になるとこの「枯葉剤」は「除草剤」に転用され、今ではそこらじゅうで撒かれているのです。
今や、「土壌消毒剤」「除草剤」「農薬」「肥料」「未熟堆肥」など使えば10年で土は「砂漠」になるんです。(農地砂漠化)
取り返しがつかなくなる前に、
やらなければならないこと、できることが山ほどある。