ひと夏を越えて

思っていた以上に桃が順調です。

この調子でいけば来年には少し収穫できそうです。

自然栽培の果樹は「草をボーボーにする」と木村さんはいつもおっしゃるんですが、

自分も試してみて印象は良く虫の被害もほどんどないです。

ここ猿投のプロの桃農家さんも堆肥よりも草を伸ばしてあげることが大事だとアドバイスをいただくし、

自分が長崎で研修していた時の先生の畑もボーボーだったし、

「地力」をつけるのに大事なことなんだと自分の中でまとまっています。

カーゼ・コリーニのロレンツォ博士も多様性が大事だとおっしゃっていて、いろんな植物にはそれぞれ必要性があって、役割があるんだと自分は解釈しています。

ただ、近隣に迷惑がかからないようにやらなくちゃいけないですけどね。

季節の変わり目にはしっかりとした草刈りを行うようにしています。

一回の作業時間が長く草刈機もチンチンになるほど使用するものですから故障の頻度も増えてきて、作業ができない日まで出てくるようになったので二台持ちすることにしました。

二時間交代で使えば負担も減り長持ちで使え良いかなと試しています。

コストと生産性は難しいぃ。

お盆休みをいただきまして。

今年は長いお盆休みをいただきまして各地に出向きました。

山梨の勝沼にあるドメーヌ・ポンコツさんの畑とワイナリーで豊田チームと一緒に収穫と醸造のお手伝い!

今回収穫した葡萄は来年のドメーヌポンコツさんの「jalopy」になるみたい!

「jalopy」はよく親しんで飲んでいるワインなので、あのワインはこうしてできているんだな〜。っと関心と感動にしばし浸りました。

ワイナリーには以前にも紹介した南信で頑張っている曽我さんの樽もあり、なんか活気に満ち溢れていてすごく刺激的でした。

 

自分のおじいちゃんの初盆でしたので長崎に帰省し、お墓参りと「精霊流し」を。

「精霊流し」は長崎、佐賀、熊本のお盆の行事で、精霊船に故人の霊を乗せて家から流し場に運ぶ風習。

船は亡くなられた方が生前好きだったものが船の形になったり、その地域の形があったり様々で我が家は自分たちらしいかわいい船を製作し、みんなで気持ちよくじいちゃんを送りました。

幼い頃は、精霊流しに対してお盆の行事くらいにしか思っていなかったんですけど、各地の民族の風習に触れて、改めて精霊流しをみると素敵な風習だったんだな。とそんな風に見れるようになりしばし感動していました。

久しぶりに帰る長崎もなんか新鮮だった。。。

 

帰りは寄り道し、関西へ。

太陽の塔の内臓の部分「生命の樹」が復元されてからどうしても観にいきたく。。。今回その想いが実り制限時間中ずっと作品をなめまわしていて、この生き物たちの繋がりが今の自分につながっているなんて書いてあって、生命の尊厳さに触れたような気持ちになりました。

未来のために命は繋いでいかなくちゃならないのに、採種を法律で禁止することになり残念です。そんな日本の政治を選んでいるのは選挙権を持つ自分たちなんですよね…

今回のお盆は「死」や「生命」といったテーマに触れることが多かった〜。

より良い未来を遺すためにも想い新たに。

連作3作目の!

基本的には連作はNGとされるんですが、諸説あり自然栽培は連作できることがわかっています。(スナップエンドウは障害が出たそうです。)

ファンも増え楽しみにしている「さやあかね」は今シーズン3作目で、春の異常な寒暖差と7月の長雨で全滅や生育不良を覚悟しました。

掘ってみると…Lサイズ〜3Lサイズがゴロゴロ出てくるではありませんか!

しかも、コメツキムシの被害もなく収量や品質は過去最高でした。

先輩農家から自然栽培のトマトなどのナス科は連作3年目で収量が爆発すると話は伺ったことがあるんですが、こんなにもすごいとは。

土も作物に馴染み、作物も土に馴染んできたんじゃないだろうかと妄想しております。

また5年目からは地力が落ち収量が落ちてくるなどの話も聞いたりするので、またここからが向き合わないといけない時期ですが。

とりあえずは安堵しました。

まだまだ暑い日も続いてますし、馬鈴薯自体も水分が多く、甘みも出ていないので9月中旬頃まで寝かせてから出荷していこうと思います。

今年の9月はイベントが目白押しですのでどしどしUPしていきますね〜!

新たな一歩

作業場や冷蔵庫といった施設がなくアパートで作業していた現状だったので、どうにもこうにもいかないことも多々あり、これはいけないとコンテナを購入するも今の農地には置けない(市街化調整区域という法律がたくさんある土地でいろんなことが規制されている)

どうしたものか。。。と宅地の購入を検討し探していたところ、現アパートの大家がボソッといいところがあるんだけどな〜っと、

!!!

そしたらアパートから歩いて5分のところにとても良い作業場があるではありませんか!(写真は納屋)

も〜早く言ってくださいよー!

昔は百姓をやっていたそうで今は使っていないのだそうです。

玄米冷蔵庫や田植え機もあり、なんか一石で何鳥も落ちてきたようなそんな。

家屋もあるんですが何年も住んでいないのでボロボロ。。構造材が生きていればなんとか。。。真っ先に019Design office(LAMP07)に連絡し診てもらうことに!

宅地の空き地もあり、不法投棄になっていたコンテナもこれで置けて解決です。

そうそう!

大須夏まつりのパレードで使用された「鬼君」も里親が見つからなければ処分のところだったんですけど、納屋に置けそうなので「橋の下」でまた使えたらと預かることにしました。

今回の一件でまたいろんな繋がりも生まれてなんだかんだよかった。

ピンチはチャンスに。

失意の時にこそ。

ですね。