今年もたくさんのご参加ありがとうございました。
気持ちの良い空間をつくれたこと、厚くお礼申し上げます。
また来年もたくさん喜んでもらえるように励んでいきます。
すごく真剣。
今年の芋はとにかく大きくそして量も!自分自身の進歩も見られ来年も頑張るぞ!と励みになりました。
今回はカナダからマイクさんも参加され、
幼稚園で覚えたての英語で一生懸命コミュニケーションをする姿もありすごく良かったです。
最後は一緒に掘っていましたよ。
いろんな経験が君たちの人生の宝ものになりますように。
耕せば土地は痩せていく
アメリカのカチカチになった土地はなんども耕した結果だと「わら一本の革命」で福岡さんも論じていましたね。
「不耕起」の可能性は感じています、
草や虫たちが土を育んでいると実感するんです。
草の根と菌は相利共生の関係ですし、虫は多くの有機物を分解したり自分たちも菌に分解されたり、
土はまっこと多様性の塊なんだと思います。
植物と虫の種類ひとつひとつに役割があり、
この畑に必要な植物と虫を残していくことを選ぶのが畑の中の人の役割だと思い日々働いています。
慣行栽培の方から見たらバカな話だと思います、
除草剤に機械に使えばこんな苦労はしなくて済むのですから。
ですが、多くの場所で研修をさせてもらいましたが最先端の農業に限界を感じています。
”砂漠化や農薬の抵抗性”
今はなんとかしのげているだけでいつかハジける。
長崎の枇杷はもう。
青森も林檎の黒星病が止まらない。
今まで規格外品だったものに光を当てなければいけません。
綺麗なものを選べば選ぶほど農薬は必要となるのですから。
今は加工の技術が日々向上しているので、いろんな方法があると思います。
だから大丈夫、
人間には”希望”がある。
台風19号すごいエネルギー。農園も大なり小なり被害はありそう。
今週は作業を一時中断し台風対策の作業を集中しておこないました。
後回しにしていて気になっていた仕事にも手をつけることができて、なんだかんだいい機会にもなったなんて割とポジティブ。
桃も割り切って剪定し、風に揺らされないように仕立てました。
来年初収穫だったので少しでも光合成させておきたかったんですが、去年台風で倒木されていく桃を多く見てしまい倒されては元もこうもないと早めに判断しました。
仕立ての作業は先生や諸先輩がた、また山登りで磨いたロープワークなんかも自分の技術のなかで生きていておもしろいんですよ。
台風が多い国に生まれたものですから台風は仕方のないものこの上でやっていかないといけないもの。
でもでも、
台風の被害が少しでも被害が少なくすみますように。と祈っています。
先日ワイン醸造用ブドウの収穫のお手伝いに長野の中川村「曽我農園」さんに行ってきましたー!
自分もウルトラ忙しいハイシーズンなのですが、そんなこと言っててもしょうがないので、
持ちつ持たれつ。助け合いをモットーにお手伝いなどにはいくようにしています。
美しいブドウたち
ずっと頑張って育てている姿を見てたので、より一層美しく感じます。
ファーストビンテージの時も少しだけでしたがお手伝いし、
今回のセカンドビンテージは白ブドウだけですがお手伝いでき、
どんなワインに仕上がるんだろう?とワクワクしています。
搾りたては蜂蜜のような甘くおいしいジュースでしたよ。感動でした。
自分はワイン用のブドウは生産しないのですが、
こういった形で関わっていけたら幸いに思っています。
そんなこんなでバタバタしていますが、
来たる10/27「つちのがっこう いもほり」ですが、
まだまだ定員に余裕があります。
ぜひぜひたくさんのご応募お待ちしております。