どれだけ魂を捧げたか

またストイックなタイトルになってしまった。。

師匠と柔道の段位や帯の色の話をしていたら、何も最高段位の十段だからと言って強いかと言えばそうではなく、

どれだけ魂を捧げたか

が十段にたどり着くことに必要のようで、

畑においてもすごく共感というか似ているというかなんというか、

「おいしさ」って理論もいろいろあるんですが、

やっぱりどれだけ魂を捧げたかだと思うんですよね。

ICTとか今では技術でいくらでも計算で美味しくできるんですが、深みというか「生命」というかポテンシャルというか、「なんだこれは?」と感じるその先があるんですよね。

未だ何回かしか出会えていないんですが。。。

一番最初に経験したのは、自身で初めて植えた「ニンジン」でした。

大して好きだったわけでもなく、こだわりがあったわけでもないんですが。

勉強だ!練習だ!とお借りできた畑で育てて収穫したんですが見た目は微妙でとても売り物にはならないレベルだったんです。が、

なんとなーくパクッと食べたら…

「おいしー!」っと背すぎビビビっとなんか本能がやばいと言っているようなとても理屈で説明できない経験をしたんです。

おいしさってなんなんでしょうね?特に専門家でもない我々でもわかるけど説明はできないような「感じるもの」。

自分が自然栽培(特に無肥料)にこだわるのはこれに出会いたいからに他なりません。

またあの感覚に出会いたいのです。

もうなんと12年ぶりですが、またそんな経験をされてくれた「ニンジン」と向き合ってみます。

糧を

予想はしていたけれど、やっぱり来ました猛暑。しかも雨が降らないパターン。

2年前ことごとくやられた経験を元に今年は十分に準備をしました。

灌水設備も設置し水やりもしっかり。(意外とこれが時間がかかり行き届かなかったりするんです。)

ポット資材なども白に統一。

ロマネスコにサボイキャベツ(カーボロヴェルツァ)、カーボロネロにルッコラ、わさび菜のアブラナ科の発芽もよく、生育も順調です。ただ、何年も無肥料で挑戦していたんですが、アブラナ科のキャベツ系は苗づくりはどうも肥料が必要のようで(ルッコラとかは無肥料)今年は必要最低限の化成肥料を与えています。

サニーレタスのロロロッサは暑い中は発芽率は悪いんですがそれでも無事発芽してくれてるので、多め多めに種まき。

フリルレタスのハンサムグリーンは発芽も生育もとてもよく、焼けないようにとにかく何回も水を。

幾度の失敗を無駄にしないように。糧にできるように今年は育苗に精一杯向き合います。

今後の課題

お盆も近づき暑さもピークになるとピーマンにパプリカがぐんぐん育つのですが、今年はカメムシの大量発生に見舞われています。

暖冬の影響で虫が越冬できてしまい、今年は主食のスギ、ヒノキの花粉が少なくエサを求めて山から降りてきているんだそうです。

長雨と重なり、市場は過去最高の価格を更新しているのだそう。

仮に殺虫剤を使用するとしても抵抗性がついたり、人にも影響がある強いものもあり何かと問題があるんです。

一番恐ろしいのは抵抗性ができて何も効かなくことで「沈黙の春」でレイチェルカーソンが記述している通り、化学が勝ったことは一度もないのです。

大きな壁が立ち憚る今後の課題ですが、

研究の努力もあり生態もわかってきて、対策の案が生まれてきているんです。

スギ、ヒノキの人工林を減らしていくこと、

これは花粉症の人にとってもとても重要ですね。(私も。。)

防虫ネットなど物理的に防除する。

お金はかかるんですがとても効果的。こういうところに補助金(税金)も使われていけたらとても良いですね。

地温や窒素の関係もまた、

ひとつひとつ長い時間をかけて解決に向けて行動あるのみ。

穏やかで平和の日々を気づけるように。

お金や時間はそういうところに使っていきたいです。

今日は長崎の原爆投下から75年目の日。

青空とセミの鳴き声

長〜〜〜〜〜〜い梅雨が明けましたねー。ひまわりも久しぶりに上を向いていました。

明けた途端、蒸し蒸しとあっつ〜〜〜いですが、なんか今年は上手にこの暑さとも付き合えそうです。

久しぶりにセミの鳴き声も心地よく日本の夏だなぁっと気持ちも清々しくなりました。

やっぱりこういうのって異国に行かないと気付けないことが多くて、どんなに美しいこともそれが当たり前になっていることがあるんです。

初めて異国の夏に触れると、日本のあの景色って実はとても美しいものだったんだなぁって気付いたりするんです。

今回の長雨もまた。

やっぱり日本の夏はいいですね。この青い空とセミの鳴き声と。

未来の人にもこの景色を遺せるように、繋いでいけるように今日も励んで参りますよ〜〜〜〜い!