「性ホルモンの特異的作用によって対象病害虫の交尾を連続的に阻害し、害虫の発生を抑制することを目的としています。」
とパンフレットから抜粋。
いろいろと私たちの生活もハイテクになっている裏側で、農業の世界もどんどんいろんな技術が取り込まれているわけで、
パリ協定発効により、世界中が温暖化対策に舵を取り、多くの企業がカーボンゼロへの取り組みに投資する第4の革命と呼ばれる時代に入り、
日本の農業もまた「みどりの食料戦略策定」により2050年までに有機農業を全農業を25%に広げることを目標にすると新聞の見出しにもありました。
有機農業といえば具体的には「有機JAS」に認可されている農薬や肥料を使用し生産し、周囲の生産状況や土壌も検査されそれが全て通ったものを指します。
この有機JASの農薬というものが有難く微生物を利用したBT剤だったり、石灰に硫黄、重曹など天然物だったりと安心して使用できるもので構成されています。
そして今の慣行栽培(一般的な農業)はこの有機JASの栽培が基本にあり、防除が困難でどうしても必要な農薬などを組み合わせたものが普通になってきています。
薬品メーカーも時代に合わせたものをと、環境(魚類、ハチなど)に影響が少ないものをと日々研究しているのが現状なのです。
この社会の動きには大いに感動し、僕自身も柔軟に理解し取り入れています。
まあそれでも中には劇薬に扱われているものもあるのでそれは代わりになるものを使用しています。
コンフューザーもまたそんな時代の技術の一つで、生産をする上での害虫のみに影響する必要最低限のもので環境にやさしいものになります(財布には厳しいですよ!とほほ…)
そんな世の中の流れと自分の目指しているものが重なっている良い状態に今あるようです。
こんな世の中になっている姿を司馬遼太郎さんに知らせてあげれたらいいのにな。