はたして豊田の猿投でイタリアントマト「サンマルツァーノ」はおいしく育つのだろうか?
もともとアンデスで生まれた原種「チレンセ」から始まりヨーロッパを渡りいろんな形になったトマト。
トマトは交配していろんな品種が生まれたわけではなく、環境適応に自分を変えていったんです!野口さんのとこ行ってこの話を聞いたときはワクワクが止まりませんでした。
サンマルツァーノのも、このまま種を採って二代目、三代目と育てていけば姿、形も味も異なる豊田猿投のトマトになるんだろうな…と見てみたい気もするんですがサンマルツァーノが欲しいというニーズには答えられないのでやめておきます。笑
そうニーズ!
「サンマルツァーノの本質は何だろうか?」
この問いがいつも自分の中にあります。
例えば、甘いサンマルツァーノははたして料理に適しているのだろうか?逆に邪魔になるんじゃないだろうか?とか…
そんなことを考え、シェフの皆さんやいつも買ってくださるお客様とあーでもないこーでもない!と論争しています。
試作に定番のソースを作ってみましたら、トマト缶にはない何これ〜?って言いたくなるキラキラした酸味!おいしー!
まだまだ底知れぬ奥深さがトマトにはあるんだ!といい経験をしました。9/21のworkshop「ニョッキ」も試作中です。
やっぱりニョッキとの相性いい!
モッチモッチでほんのり甘いニョッキとキラキラした酸味が絡んできていい感じにおさまりました。
新たな発見ばかりでまだまだ自分が育てている野菜や果物のことは全然知らないんだな〜と実感しております。
今回紹介したトマトとニョッキは次回のworkshopにて、
workshop の詳細はこちら。
あ〜でもないこ〜でもないと一緒に野菜の本質を引き出しましょう!