窒素に代わるもの

病害虫を引き起こす原因のひとつとして「硝酸態窒素」があります。

「窒素」は3大栄養素のひとつで主に葉や枝、幹などが大きくなるのに必要な栄養素で大気中など様々なところにありグルグル地球を循環している物質である。

土の中の硝酸と結合しやすく「硝酸態窒素」の状態であれば無限に植物に取り込まれる仕組みが自然界にあるので、これが収量を上げるために利用されている。※人間には有害でありヨーロッパでは含有量に制限があります。

この窒素が栄養として使えず溜まっていくと、虫が吸いに来たり病気を引き起こしたりするんです。食味としてもえぐ味が表れます。(人間で言うところの肥満になり病気になると例えるとわかりやすいかも。)

これを踏まえ、どうすれば病害虫を減らし生産性を上げるにはどうすれば良いか?を常に考えます、

ひとつは「硝酸態」ではなく「尿素態」「アンモニア態」で取り込めれば良いのです。

「尿素態窒素」も「アンモニア態窒素」も植物が取り込む量は有限であり必要な分しか取り込まない性質があるのです。

しかし先ほどにも述べたように「硝酸」と結合しやすいためコントロールが難しい。

このため方法として「液肥」で施肥しています。とにかく少ない量を、なるべく回数を多くして。

そして今回の題材にあるように窒素に代わる「アミノ酸」を施肥しています。

まだまだあまり資料も少なく新聞で研究していると記事で見かける程度ですが、資材も出回っているので今回試みようと導入しています。

アレッタ、レタス、人参、馬鈴薯と使っていますが今のところ順調で、課題であった病害虫の発生は見られず作物の成長も適度に生育しています。

味も良く、香りも良い。(これ大事)

経費の面も低コストである。(これ特に大事)

IPM(総合的病害虫管理)の観点からもまずは原因を克服することが初めの一歩のように思える。