育つ環境

ビニールを張れば冬が来たなー。と思います。

栽培の練習していた時は管理の広さもなくうまくいっていたんですが、就農し面積を広げたとたんいろんなトラブルに見舞われてしまい、その一つ一つと向き合うことになりました。

一つの問題は生育に必要な温度が面積を広げたことにより上がらないこと。

エアコン使っても広い部屋はなかなか暖まらないですよね。なのでとにかく狭い空間をつくる必要があったので、骨組みを地面に深く入れてからビニールを張ったところ

ずばり30度を超えてくれました。(湿度は足りてません。これをどうするべか?)

これで土の中の微生物が活動するので生育が進むのです。

あとは風の問題。

いつも猿投の強い冬の風にビニールが飛ばされるのが悩みで、

マルチは土をかければ飛ばされないことがわかりましたが、

ビニールには土はかけられないし補強しても最後はやっぱり飛ばされるのがオチだったんですが、

今年は水をかけて重くしビニールの端っこのポケットに溜めることにしました。

ビクともしません。

水やりもビニールでは難しかったんですが、この方法なら通路から染み込ませることで十分な水を蓄えることができるんです。

また背が低いことも一役かっていて、

冬の登山のテントも強風に耐えるため、風を受ける面積が少ないよう背が低いつくりになっているんです。そんなところからヒントをもらい形にすることができました。

大きく育っておくれよ!ロロロッサ!

それから環境整備も進んでいて昨年は木村さんの育苗土を仕込めなかったんですが、

今年は時間をかけて整備し育苗土用のハウスも建てられ籾殻、糠も手に入るようになり無事仕込めることができました。

乳酸菌のいい香り。

一時期は木村さんの育苗土無しでやったんですが、生育がうまくいかずでした。。

そんな失敗から環境を整備することが大事だというコトを学んだ一年でした。

師走に入り、桃の樹も葉が落ち休眠期に入りました。

この時期に入ると…「注文していた苗が届いたよ〜」っと電話が来るんです。

早速、取りに行って傷など確認して傷があるところは手当てしてあげて植え付けです。

今回は、「甘甘燦燦」と「黄ららのきわみ」というちょっと特別な苗を割り当ててもらえました。

秋頃の晩生のため難しい挑戦になりそうです。

まずは白鳳と日川白鳳の秀品が上手に採れるように腕を磨かなきゃ!

来年には猿投の桃「ゴールデンピーチ」もたくさん植え付けです。

一方…

黄かぶのピクルスも漬け始めました。

ピクルスシリーズも好評で「茗荷」と「きゅうり」の手持ちは完売いたしました。

冬は「黄かぶ」と「フェンネル」と続きますよ!

ピクルスシリーズもお楽しみに〜!

図画工作

いもほりのイラストを描いてくれた大須のSABADOさんのところへ

なんかもう毎回刺激的…。

今回いろんな野菜のイラストをお願いしに行ったのですが、

「売ってる焼き芋の機械があんまりよくないんですよ〜。」なんて会話の中からどんどん発展していって、

廃ドラム缶を使ったやきいも機の案件と空き缶で作ったモデルがものの一時間もかからないうちに。。。

そんな会話の中から設計に大事なことなどを教えてもらっています。

廃材を使って新たにモノが産めないか?

出荷できない野菜を良いモノに変えられないか?

そんなコトを考える毎日です。

 

ツクルヒト、ものいち’19秋 と、

春は土砂降りで大変で、今回も予報は雨マークの怪しい雲行き。

そんな心配していた天気を

忘れてしまうくらいの虹。

気持ちの良い朝でした。

お客さんも多くみえ、workshopにきてくださった方、いつも楽しみに買いに来てくれる方、新作を楽しみにしてくれる方、いつも応援してくださっている方。

ここでまた会えてお話ができてよかった。

まだまだ収穫が少なく店舗も寂しい感じですが、少しずつ歩んでいけたらと思います。

話は1日戻り、

アズッカ エ アズッコさんの試飲販売会にお邪魔してきました。

今回は「カーボロネロ」を使ったトスカーナの郷土料理「リボリータ」を持ってワインに合わせた野菜をテーマに提案させていただきました。

自分は農家だからと料理については敬遠していたんですが、

イタリア野菜なんて馴染みのないものは使い方がわからなくて当然ですよね。

なので勉強し、少しでも多く調理の仕方など提案して行けたらと思います。

畑もやって、事務もやって、販売もやって、申請の資料作りもやって、いろんな業者と打ち合わせもして、

何かとやることがてんこ盛りでウルトラ忙しい時期なんですが、

今が一番楽しい時期

なんて思いながら日々を過ごしています。

「大変」とは、大きく変わること、なんて耳にしますがあながち間違いではなく、

「大変」の中で多くのことを学んでいるような気がします。

須崎さんはそんな話ができる大事なパイセンなのである。

西町散歩2019.11.16

奇数月の第三土曜日は恒例の西町散歩

今回は秋野菜のシーズンだったので「野菜市」をテーマにした回でした。

飛騨からは「ソヤ畦畑」さんが参加され

美しい野菜達に見惚れていました。

血の通った野菜ってやっぱりいいなって思うんです。

今回はさらに西町散歩の予約制のお昼ごはん「ランチバスケット」の季節のサラダボウルも今回初の試みで担当させてもらい、幸運なことにたくさんの方に喜んでもらえて良かった。継続したくて、また次回もやりたいですと立候補しました。

同時にワークショップもなんててんこ盛り盛りな話も…

今後、収穫の最盛期である7月と11月にまた野菜市を企画できたらいいなと話も進んでいるので、ちょっと燃えています。

昔ヨーロッパを旅したときの記憶が自分の中で膨らんでいて、こんな場所があるといいのになっていつも妄想するんです。

わくわくするような市場になれるといいな。

一歩ずつ。

豊田で最初に借りた畑。

かれこれ6年くらい経ったんですが、

柿園の耕作放棄地から始まり

開墾し何度も何度もトラブルにあったりなんかしても続けていって、仕事を続けながらだったので約4年くらい開墾にかかってしまって、

ようやく更地までにたどり着き、

去年初めてつちのがっこうの芋掘りを開催することができて、

今年も継続してできることができて、

また新たに来年の目標もできて。

継続した時間の長さの分多くの人に出会えて、繋がれて、

最近この出発点で作業していたらいろんなことを思い出しました。

それでもまだまだ始まったばかり!

今日も一日頑張るぞー!

脈々と受け継がれていく。

豊田で新規就農でなんのつてもないところから農業を初め、売るのも自分たちで。

そんな同じ境遇の中にいる先輩アズッカ エ アズッコの須崎さんから嬉しい話をいただきワイナリーに少しだけお邪魔してきました。

こんなに近くにいるのにしっかり話をするのは初めてなんです。

仕事が多すぎて全てをこなすことはできず全てが中途半端になってしまう。そんな自分の悩んでいることを理解してくれることは救われる思いでした。

ワイナリーを建てたり、酒造免許の話だったり、畑を営みながら同時進行でやっていたのかと思うと頭が下がります。

そんな話の一部に、脈々と受け継がれたワインの話になり、

ワイナリーのワインの奥にあるおいしさというものは、代々受け継がれた賜物で、須崎さんはその基礎の部分を築きたいとおっしゃていたことに憧れました。

畑は10年やそこらではまだまだで一代やそこらで築けるものではなく、何度も何度も継承してきた鰻屋さんのタレや家の糠床などのように深みを増すのは時間がかかる作業なのだと思います。

自分も自分の畑の基礎の部分を、またこれから自然栽培をやりたいと志す人たちの基礎の部分を築けていったらいいな。

「ご案内」

11/23.24.30と12/1の13:00~夕方のアズッカさん試飲会でワイナリーの一画をお借りし、ワインに合わせる野菜を提案・販売を行います!お時間ある方はぜひ〜!

つちのがっこう いもほり2019

今年もたくさんのご参加ありがとうございました。

気持ちの良い空間をつくれたこと、厚くお礼申し上げます。

また来年もたくさん喜んでもらえるように励んでいきます。

すごく真剣。

今年の芋はとにかく大きくそして量も!自分自身の進歩も見られ来年も頑張るぞ!と励みになりました。

今回はカナダからマイクさんも参加され、

幼稚園で覚えたての英語で一生懸命コミュニケーションをする姿もありすごく良かったです。

最後は一緒に掘っていましたよ。

いろんな経験が君たちの人生の宝ものになりますように。

あてどない”あて”だけをあてにして

耕せば土地は痩せていく

アメリカのカチカチになった土地はなんども耕した結果だと「わら一本の革命」で福岡さんも論じていましたね。

「不耕起」の可能性は感じています、

草や虫たちが土を育んでいると実感するんです。

草の根と菌は相利共生の関係ですし、虫は多くの有機物を分解したり自分たちも菌に分解されたり、

土はまっこと多様性の塊なんだと思います。

植物と虫の種類ひとつひとつに役割があり、

この畑に必要な植物と虫を残していくことを選ぶのが畑の中の人の役割だと思い日々働いています。

慣行栽培の方から見たらバカな話だと思います、

除草剤に機械に使えばこんな苦労はしなくて済むのですから。

ですが、多くの場所で研修をさせてもらいましたが最先端の農業に限界を感じています。

”砂漠化や農薬の抵抗性”

今はなんとかしのげているだけでいつかハジける。

長崎の枇杷はもう。

青森も林檎の黒星病が止まらない。

今まで規格外品だったものに光を当てなければいけません。

綺麗なものを選べば選ぶほど農薬は必要となるのですから。

今は加工の技術が日々向上しているので、いろんな方法があると思います。

だから大丈夫、

人間には”希望”がある。

結晶のような

台風19号すごいエネルギー。農園も大なり小なり被害はありそう。

今週は作業を一時中断し台風対策の作業を集中しておこないました。

後回しにしていて気になっていた仕事にも手をつけることができて、なんだかんだいい機会にもなったなんて割とポジティブ。

桃も割り切って剪定し、風に揺らされないように仕立てました。

来年初収穫だったので少しでも光合成させておきたかったんですが、去年台風で倒木されていく桃を多く見てしまい倒されては元もこうもないと早めに判断しました。

仕立ての作業は先生や諸先輩がた、また山登りで磨いたロープワークなんかも自分の技術のなかで生きていておもしろいんですよ。

台風が多い国に生まれたものですから台風は仕方のないものこの上でやっていかないといけないもの。

でもでも、

台風の被害が少しでも被害が少なくすみますように。と祈っています。